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2012.08.1518:26

チャンネル11.


 昨日11時頃いつもの餌場に着くと、通路側の端の方でカラスが鳩を食べていた。既に頭部はなかった。今日のトップの写真が首までを既に食べられてしまった鳩である。食べていたカラスは私が近づくとその場を離れ、私が餌撒きの定位置に戻るとまた鳩のところへ来て食べ始めた。私がカメラを向けると離れ、暫くするとまた舞い戻って食べ始めた。食べている途中から再度その場を離れるまでを私は録画した。彼(彼女?)は結局足や尾羽を残して鳩のほぼ全体を食べ尽くし、そこへ場内清掃のトラックがタイミング良くやって来て残滓を片付けた。私は心穏やかではなかったがこの事件に対しては「食うて極楽食われて往生」という真宗的スタンスで応じることしか出来なかった。



 カラスは普通人間のいる前では鳩であれ雀であれ、捕食することはない。そこは『おもいでの森』という石碑が立っている場所で、大阪城桃園と通路を挟んだ向かい側である。普段は鳩たちがのんびり寝そべって寛いでいる場所なのだ。少し噴水方面に戻った売店横にも鳩たちがたむろしている場所があるが、あそこなら人の出入りが激しいので日中カラスに襲われることはないと思う。

 私は6月一杯くらいまでは桃園で餌蒔きしていた。でもあそこは日陰になる場所がないので石碑のあるところに場所を変えたのである。どちらも鳩やスズメの多く集まる場所である。桃園にはカラスも一時10羽以上の集団で来ていた。商売の余り物(豚肉や牛肉の脂身らしい)をカラスに与える人がいたからである。カラスは脂身は大好きなのでみんな彼女が来ると嬉々としてその後を追っていたという。

 あったりまいだが、カラスにだって生きる権利はある。彼らもまた我々同様『宇宙船地球号』の乗組員であり、他の生命を食べなければ生きていけない生命である。生きるためには人間の出す残飯・生ごみでも死肉でも生きた鳩でも何でも食べる。(昨日読んだブログにはスズメも生ごみを食べると書かれていた。) 
 カラスが残酷だ、ワニ、蛇、ライオン・・が残酷だと言って、一番残酷なのは我々人間だろう。ライオンの肉のステーキは食べる、ラクダの蒸し焼きは食べる、鯛の生き造りは食べる、白魚の踊り食いは食べる・・で、それこそ何だって食べるのが我々だ。

 Kさんと鳩同士・雀同士の喧嘩の話をしていたら彼は「でも殺し合いまではせん」と結んだ。「殺し合いまで行くのは人間くらいなものでしょう?」と私が受けると、「いや、文鳥はどちらかが死ぬまで闘う」と答えた。いずれにせよ、戦いの原因は①食糧②テリトリー③配偶者のいずれかを巡ってのことになるだろう。我々人間だって似たようなものかも知れない。

(餌や水=水利権を巡っては、鳩も雀も、ときとして両方の羽を大きく開いて自らの所有権・領有権を主張することがある。私の荷台のボード上では後から来た雀を追い払う行動が何度も見られた。追い払われた側は遠回りし知らん顔でボードに着地することもあった。手乗り・手移しをするKさんの場合、『小鳥のエサ』は掌の中央にまとめて給餌するだけなので、その際いつも決まった個体によって『追い払い行動』が行われるという。)

 (餌の推移)

 私は最初はパン系専門だった。食パンを現場で千切っては投げ、千切っては投げを繰り返していた。これが3時間近くも続くと相当体力を消耗した。カステラ、どら焼きも加えたが食パン中心だった。それが崩れて、知り合った人たちから次々にアドバイスを戴き、コメ、小鳥のエサ、シフォンケーキ、蒸しパンなどが給餌に加わった。みなそれぞれ一理あるアドバイスだったので、私は一回は従った方がいいと判断したのである。
 コメも最初はもち米を使い、次に「秋田小町」配合の複合米にした。(←こちらはまだ少し残っている。)これらはキロ400円以下であるから、人間が食べる米としては一番安い部類である。そしてキロ百円の屑米に移った。キロ50円の屑米も3kg買ってあるがまだ封は破っていない。屑米には五分五分くらいの割合で『小鳥のエサ』(コーナン)を配合した。

 最近取り入れたのが山崎製パンの『やわらか卵のシフォンケーキ』という優れもので、私が食べてもおいしいし(はあ?)安くて量が多いのでいい。雀たちもパンとは違った熱狂ぶりでこの餌を受ける。一つの塊に40~50羽も群がることがあるが、私がいくら頑張っても彼ら全体にそのケーキを行き渡らせることは不可能である。山崎製パンには他にも蒸しパンとかチーズケーキとか「柔らか」系のものが多いがどれも雀さんたちには好評である。このシフォンケーキを教えてくれたのはOさんで、彼は手移しで給餌するために「柔らか」系をいろいろ試して来たわけだが、私は「手乗り」は不得手なので、パン同様千切っては放り投げているだけである。ぁそ。

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