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2014.05.0317:13

民族排外主義は無知の為せる技だ。

 世界大百科事典 第2版の解説によれば: ↓

はいがいしゅぎ【排外主義 chauvinism】

自分たちが属している集団の内的一体性を前提として,他の集団・民族・国家に対してとる排斥的,敵対的,攻撃的な態度,行動,イデオロギー,政策などを広く指す。ショービニズムともいう。 排外主義の原形は,どの集団にも多少とも見いだされるエスノセントリズム(自集団中心主義)にかかわりがある。伝統社会においては,集団への帰属と依存の意識が強まって,親密な〈内〉の心情つまり〈内集団〉感情が形成されるとき,同時に,他の集団については異質の標識が強調されて〈外集団〉として識別される。

・・となっている。
 これに従うならば、昨日取り上げた『ネトウヨ』の連中は、古代より定立した『唯一不可分の日本民族』の存在というものを心底信じ切っているかの如くであり、これは相当御目出度いと言うしかない。つまり『学問の歴史』を一切認めない単なる馬鹿だ。
 日本民族の成立に関しては未だ議論が煮詰まってはおらず、卑弥呼の『邪馬台国』一つとってもまだ北九州説と大和説が対立したままである。『魏志倭人伝』の記述に矛盾があるからである。
 大和朝廷の出自は半島に由来するという『騎馬民族説』もある。当時の朝鮮半島は満州地方を含む北には巨大な高句麗が聳え立ち、これに圧迫される形で南端部には新羅と百済があった。これら三国に分割支配されていた(←いわゆる『三国時代』である)から、これらのうちいずれかの分枝が今の日本の地に渡って来たのだという説もあり、うち百済からの由来説はかなり有力とされている。
 南方からやって来て日本の地に定着したのがいわゆる縄文人であり、そこへ半島から押し寄せてきたのが弥生人だという説もある。両者はDNAも異なる。私が若かった頃は、『日本の米作り』は弥生人が齎したものだと学校では教えていたが、今はどうもそういうことでは無さそうで、縄文人も米作を知っていたのだということになっている。
 他にもアイヌ民族の源流は縄文人で、彼らが大和民族に圧迫されてどんどん北方へ追いやられたのだという説も有力だろう。また出雲大社は大和朝廷によって撃ち滅ぼされたこの地方の大豪族の霊を弔うことが第一の目的で設立されたのだという説もあるが、話がここまで及ぶと『記・紀神話』にも触れなければならなくなるので、それはまたの機会に譲りたい。

cf.三国時代

新お返し隊5


 
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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済

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